パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.1 ~「もったいない」を考えよう~

 

パーソナルファイナンスを学ぶ
☆1人ひとりに合ったお金の活用方法・管理方法を身につけるための新シリーズです☆

~「もったいない」を考えよう~

皆さまは、まだ食べられるのに食品を捨ててしまったことはありませんか?
今、食品ロスが問題になっています。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。日本では、食品ロスとして年間500万~800万トンもの食べ物が捨てられています。これを1人ひとりの量で表すと、私たちが毎日おにぎり1~2個くらいの食品を捨て続けていることに。日本の人口は約1億2,700万人なので、国民全員が毎日食品を捨てているとすれば、ゴミとなる食品は大変な量になります。とても「もったいない」ことですね。

◆どうして食品が多く捨てられているの?
日本での食品ロスのうち、家庭から出る量は年間で200万~400万トンと、かなりの量です。食品を捨ててしまった理由として、次の3つがあげられます。

1) 鮮度が低下、腐敗した、カビが生えた
2) 消費期限、賞味期限が過ぎた
3) 野菜の皮むきや肉の脂部分など食べられる部分を取り除いた

特に1) と2) は食品を購入して冷蔵庫などで保存しておいたまま使い切れなかった、あるいは、調理した量が多すぎて食べきれなかったなどの理由が考えられます。でも、行動を少し変えれば食品ロスを減らすことができそうです。

◆食品ロスを減らすためにできること
食べ物は人の命に関わる大切なもの。だからこそ食品ロスを減らすために、1人ひとりが「食べ物をムダにしてはいけない」という気持ちを持つことが大切です!そして食品ロスを減らすために、次の3つの行動を始めてみてはいかがでしょうか(*^^*)

1.買い物で買いすぎない
安いからとりあえず買う、ということはなるべく避け、必要なものを、必要な時に、必要な量だけ買うようにしましょう!

2.食事などを作りすぎない
調理するときは、食べられる量だけ作るようにしましょう。もし食べきれなかったときは、冷凍保存したり、アレンジして違う料理に作りかえるなどのひと工夫を☆

3.消費期限と賞味期限を見極める
消費期限は、安全に食べられる期限のこと。お弁当やパンなどに記載されています。これを過ぎたら健康のために食べないほうがよいでしょう。
賞味期限は、おいしく食べられる期限のこと。カップ麺や缶詰、スナック菓子などに記載されています。この期限が切れてもすぐに食べられなくなるわけではありません。消費期限と賞味期限をきちんと区別して、ムダなく食品を食べきるようにしましょう♪

買い物へ行く前は家にある在庫を確認して、足りないものだけを買うようにすれば、食品のムダを減らすことができます。このひと手間が「もったいない」を考える秘訣なのです☆

公立中高一貫校の適性検査では、環境問題、食糧問題、エネルギー問題について頻繁に出題されています。今回の「食品ロス」についても、資料を読み解きながら食品ロス率を計算したり、スーパーやレストランでの食品ロスを減らす取り組みを考えるなどの問題が出題されています。日頃から親子で話し合っておくことも大切ですね♪

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