コラム

3/27は「さくらの日」

20160327

~長命寺vs道明寺!?東日本、西日本で違う桜もちの話~

春の和菓子の代表である「桜もち」は春の季語にもなっていて、古くから絵画や詩文にも登場しています。この「桜もち」が2種類あるのをご存じでしょうか?

“長命寺”(ちょうめいじ)と言われるのは=関東風、江戸風の桜もちです。
小麦粉を水で溶きピンク色に着色して焼き、中のあんこはこしあんを使用します。1717年(享保2年)に、長命寺の門番をしていた山本新六という人物が、醤油樽で桜の落ち葉を塩漬けにし餅を巻いて作ったのが始まりとされています。現在も東京都墨田区向島、隅田川のそばに“長命寺”があります。

“道明寺”(どうみょうじ)と言われるのは=関西風、上方風の桜もちです。
道明寺粉とは、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きにした粉で、あんこを完全に包み円形にしたもので、現在も大阪府藤井寺市に“道明寺”があります。

桜の葉は、やわらかくて毛が少ない「大島桜」が主に使われ、全国で使用される桜もちの葉の約7割が伊豆の松崎町で生産されています。生の葉には香りはなく、桜の葉を塩漬けにすることでクマリンという芳香成分が生まれ、独特の風味を出します。
葉の大きさも関東と関西で違いがあり、関東では大きめのもの、関西では小さめのものが好まれているそうです。

皆さまのお好みはどちらの桜もちですか?東京ではそろそろ桜が見ごろではないでしょうか♪ お花見で桜もちを食べるのも良いかもしれませんね☆
Cherry Blossom / javierosh

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