コラム

起源を知りたい! Vol.04

さまざまな物の起源をご紹介します☆

~クリップの起源は?~

紙を束ねて挟み、とめることに活用される身近な文房具といえば、クリップですね。一般にゼムクリップと呼ばれる楕円形のものをはじめ、ハート型や星型などのかわいいデザインのものや、バネ仕掛けの目玉クリップ、つまみの部分を折り返せるダブルクリップなど、クリップの種類もさまざまです。

現在、もっとも広く普及しているゼムクリップは、特許が取得されていないため発明者がはっきりしませんが、1890年頃にイギリスのゼム・マニュファクチュアリング・カンパニーが発明したとされています。その後、ノルウェー人のヨハン・バーラーが、ゼムクリップから少し構造を変え、改良を加えたクリップを開発し、特許を取得しています。しかし、機能性ではゼムクリップを超えられず、あまり普及しませんでした。

クリップそのものとしては、はるか昔、東ローマ帝国の時代から使用されていたことがわかっています。当時のクリップは手作りの真鍮製で、たいへん高価なものだったため、皇帝や貴族などが使う贅沢品だったようです。今では手軽に使われているクリップからは想像もつきませんね。

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