パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.8 ~簡単!給与明細の見方~

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~簡単!給与明細の見方~

ひと昔前は、現金でもらうことが多かったお給料ですが、最近では銀行振込で支給されるところが多くなりました。支給方法は変わっても給料日にはワクワクしますね。また、給料日にもらえるものといえば「給与明細」です。紙タイプや電子データなど、会社によって配付の方法はさまざまです。ここでは、給与明細の見方をご紹介します。

◆給与明細はこう見る
会社によって給与明細のデザインや表示はさまざまですが、内容は同じようなことが記載されています。次の図にある会社員の方の給与明細をモデルに見ていきましょう。

20160512_03

「家計調査(二人以上の世帯)平成28年(2016年)2月分_1世帯当たり1か月間の収入と支出 /総務省」の数値を参考

①勤怠
月ごとの勤務日数や利用した有給休暇の日数などが記載されていて、1ヶ月の勤務状況がわかります。

②支給額
基本給や通勤手当・家族手当など、会社から支払われる基本的な賃金と各種手当が記載されています。ちなみに基本給は、ボーナスや退職金を計算する際の基礎となる金額です。
各種手当は会社の規定によって決められているため、支給される手当の種類は会社によって異なります。手当には通常、税金がかかりますが、通勤手当は、毎月15万円まではかかりません。基本給と各種手当の合計を「総支給額」と言います。

③控除額
その月の社会保険料や税金など、給与から差し引かれるものが記載されています。また、財形貯蓄や団体扱いの生命保険など給与天引きを利用している場合も、この控除額の欄に記載されます。

◆手取り額を知ろう
給与明細では、「差引支給額」の欄に記載されている金額が「手取り額」です。手取り額は“可処分所得(かしょぶんしょとく)”とも言われ、次のように計算します。

手取り額 = 収入(総支給額) - 社会保険料・所得税・住民税(控除額合計)

社会保険料とは、厚生年金保険料、健康保険料、介護保険料、雇用保険料の合計です。介護保険料は、40歳になるまで徴収されません。給与明細にある所得税は、その月の収入をもとに計算します。会社員の場合は、1月から12月にかけて本来納付すべき所得税額を調整するため、年末調整で1年分の精算をすることになっています。なお、所得税については、平成49年12月31日までは、所得税額の2.1%分が復興特別所得税として上乗せされます。住民税(地方税)は前年の収入をもとに計算され、毎月の給与から天引きされます。

給与明細は、社会保険料や税金など公的な制度に興味を持つきっかけにもなります。また、給与から支払っている税金は、暮らしの安全や教育などのために使われていることにも注目したいですね♪

 

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