パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.10 ~国の社会保険を学ぼう(医療編)~

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~国の社会保険を学ぼう(医療編)~

急に病気にかかってしまったり、ケガをしたり予想もしないことが起こることがあります。そのような時は、病院にかかり適切な治療を受けることができます。
日本では「国の医療保険」に居住する方みなさんが加入しています。この保険のおかげで実際に支払う治療費などの負担が少なるようになっています。また、出産の時や傷病で就業ができない時にも経済的に助けてくれます。国の医療保険は、社会保険制度のうちの一つで「健康保険」といいます。

◆加入している健康保険を確認しましょう
健康保険にはいくつか種類があります。会社員などが事業所の単位で加入する「健康保険」、公務員等が加入する「共済組合」、自営業者などの個人の方が加入する「国民健康保険等」に分けられます。ここでは、会社員の方が加入する「健康保険」の給付について紹介します。

◆病気やケガのときのおもな給付
昔は病気などになっても医療を受けられないということもあったようですが、現在は、誰もが公平に公的医療を受けられます。主な給付は図のとおりです。「療養の給付」は一番身近ですね。

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※平成28年4月現在
※被保険者の扶養者への傷病手当金の給付はありません。

◆出産のときの給付
病気やケガだけではなく、出産の時にも給付を受けられます。被保険者ご本人が出産した時は「出産育児一時金」が、その被扶養者が出産された時には「家族出産育児一時金」が、1児につき42万円が支給されます。(産科医療補償制度に加入していない医療機関等で出産された場合は40.4万円)
双子など多胎児を出産された場合には、お子様の人数分が支給されますので、例えば、双子の場合は、2人分の84万円が支給されることになります。
※出産における定義は別途ありますので詳細は健康保険を運営する保険者にご確認ください。

◆出産手当金
被保険者ご本人が出産のため会社を休み、会社から報酬が支払われない時に出産手当金が支給されます。 お仕事をお休みされても生活の保障が受けられますから、出産前後は安心して休養ができますね。ただし、退職した会社の健康保険に継続して加入される方(任意継続被保険者)は、原則、出産手当金は支給されません。

いつも健康で過ごせることは何よりも幸せですが、生涯のうち病気やケガとは全く無縁という訳にはいきません。もしもの時の健康保険。その給付について知っておくことはとても大切なことですね。

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