コラム

6/18は「考古学出発の日」

~昔むかし、縄文人は何を食べていた?~

1877年アメリカの動物学者、E.S.モース博士が来日し、汽車で横浜から新橋へ向かう途中に貝殻が堆積しているのを発見(大森貝塚を発見・発掘)。これが日本で初めての科学的な発掘調査となり日本の考古学の出発点となり制定されました。

縄文人は採集した食物を食べ、余ったものは穴や屋根裏に貯蔵し必要に応じて取り出していたと言われています。貯蔵食はクルミ、クリ、トチ、ドングリなどの堅果類が中心で、ドングリ類の割合が高かったそうです。

クルミとクリは灰汁が少ないのでそのまま、トチとドングリ類は灰汁抜きしなければ食べられませんでした。ドングリ類のアクは水溶性なので、加熱と水さらしを重ねてアクを抜きます。縄文土器はそのために発達したと言われています。トチは非水溶性のため、灰汁抜きには灰が用いられました。

縄文時代後期には、堅果類のほか、クズ、カタクリ、ユリなどの球根もドングリのあく抜きの方法を用いて食用されていました。トチやドングリは製粉しクッキーのように焼き上げたり、粥や雑炊も作っていました。

副食の中心は魚介類で寒流域ではトド、アザラシ、オットセイ、サケなど、暖流域ではタイ、サメ、二枚貝、サザエ、アワビなども盛んに採っていたようです。縄文遺跡からは獣骨も出土しており、シカとイノシシ、クマ、カモシカ、キツネ、タヌキ、ノウサギなどがあげられています。

縄文人の食生活は日本の豊かな自然に恵まれ、多彩なものだったことがわかりますね♪

x