パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.13 ~お駄賃制を始める前に~

パーソナルファイナンスを学ぶ
☆1人ひとりに合ったお金の活用方法・管理方法を身につけよう☆

~お駄賃制を始める前に~

お小遣いを始めるとき、「お駄賃制」と「定額制」どちらにすればいいのか迷ったことはありませんか?お駄賃制は、お小遣い制度の中でも始めやすい方法ですが、あらかじめルールが決まっていないと、「何に対してお駄賃がもらえるのか?」お子さまも迷ってしまうかもしれません。お駄賃制を始める前に考えておきたいこととは何でしょうか?

◆仕事は子どもが見つける
お駄賃制は、仕事に対してその都度対価となるお金を支払う方法です。このお駄賃制の良いところは子どもが自分で仕事を見つけることができる点です。普段から家族を見ていると、「家にはどんな仕事があるのか」「誰が何の仕事をしているか」「手伝ってもらえると嬉しい仕事は何か」がわかりますね。
保護者の方が一方的に仕事を決めてしまうのではなく、お子さまに「家の中で自ら仕事を探す」という役割を任せてみてはいかがでしょうか。仕事を自分で見つけることで、家族のために役に立とうと思う気持ちを育むことができます。
お子さまが将来就きたい職業を自ら選択することと同じように、お駄賃制についても、仕事を見つける機会をつくり、ご家庭内できちんとこの仕事について約束をすることで、お子さまがあれもこれも仕事をしてきてお駄賃を欲しがるという心配もなくなるでしょう。

◆仕事としての責任感を伝える
仕事の対価としてお金をもらうわけですから、子どもも一生懸命に取り組んでくれるでしょう。その時、仕事に向き合う真剣な姿勢に出会えるかもしれません。
お子さまが仕事を終えたら、仕上がりや成果についてきちんと見てあげましょう。そして、「ありがとう」という感謝の言葉を添えてお駄賃を渡してあげてください。もしも、仕上がりが完全でなかったら、「ここをもう少しやってほしいな。お願いします!」と、リクエストをしてみましょう。中途半端な仕事のままお駄賃を渡してしまうと、その後は「適当でいいかな…」と誤解してしまうかもしれません。初めての「仕事」だからこそ、しっかり取り組む「責任」があることを伝えてみましょう。

お駄賃制からは家事の大変さを学び、これまで無償でやってくれていた家族に感謝する良い機会になるかもしれません。なによりも、お子さまが自分の力でもらったお駄賃は尊く、特別なものになることでしょう。お駄賃制で経験できたことは、定額制になったあとも忘れないでいてほしいものですね。

 

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