パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.12 ~金融について学ぼう!NISAとは?~

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~金融について学ぼう!NISAとは?~

日本人は貯蓄好きという言葉を聞いたことがあるかとおもいます。日本銀行の調べでは、日本の家計のうち「現金・預金」を占める割合は51.8%と、米国の家計と比較すると約3.7倍に及びます。家計における資産の管理方法を考えると貯蓄や投資などがありますが、どちらを利用するかは目的によって異なります。貯蓄は銀行などにお金を預けてお金を貯めることに重きをおく方法、投資はお金をふやすことに重きをおく方法です。資産形成の方法はさまざまですが、資産形成の一助となる方法として導入されたのが「NISA(少額投資非課税制度)」です。今回は、NISAの仕組みについてご紹介します。
※「資金循環の日米欧比較/2016年4月5日 日本銀行調査統計局より」

◆NISAとは?
NISAは、毎年決まった投資金額までは、購入した上場株式など配当金や売買益が非課税となる制度のことです。お手本は、イギリスで平成11年4月に導入されたISA( Individual Savings Account)です。イギリスではシンプルで利用しやすい貯蓄・投資の制度として国民に幅広く浸透していきました。そこで、日本でも ISAをモデルにした制度を導入することになり、NIPPONの“N”を頭に付けた「NISA(ニーサ)」という愛称で、平成26年1月から始まりました。
日本版のNISAは、上場株式や株式投資信託などの配当金や売買益が非課税になり、非課税となる期間は投資を始めた年から最大5年間と、長期の期間を見据えた制度です。時間や資金を分散できるところが特長で、まとまった資金がなくても1万円程度から始められます。

◆ジュニアNISAが登場
ジュニアNISAは、子どもの将来に向けた資産運用のための制度として始まりました。特徴は子どもの将来のために資産を残せることです。また、親や祖父母が子や孫への相続や贈与を考える機会として利用することができます。
NISAは20歳以上の日本に住む成人を対象としていますが、ジュニアNISAの口座を開設できるのは、日本に住む0歳から19歳までの未成年の方です。運用は原則、親権者等(両親または祖父母等)が代理で行います。ジュニアNISA口座からの払出しには制限があり、子どもが3月31日時点で18歳となる年の前年の12月末までです。

◆NISAとジュニアNISAのしくみ

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※平成28年6月現在の情報をもとに作成。
※上場株式や株式投資信託など配当金や売買益には通常は所得税等がかかります。
※このほか詳細な要件については必ずご確認ください。

近年は低金利が続き、ひと昔前のように預貯金だけで十分とは言いにくい時代になりました。結婚、出産、住宅の購入や教育費、そして老後の生活費など、将来への生活の備えとなる資産づくりについて考えたいですね。
東京証券取引所内にある情報提供スペース「東証Arrows」では、施設を見学することができます。ニュース番組などで見かけるマーケットセンターなど、観て・聴いて学べるところがたくさんあります。投資を身近なこととして考えるきっかけに、夏休みを利用してお子様とおでかけになってみてはいかがでしょうか。

※本文は投資について正しい知識を習得するための情報提供を目的としています。

 

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