コラム

起源を知りたい! Vol.11

さまざまな物の起源をご紹介します☆

~花火の起源は?~

皆さまは夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか? スイカ、朝顔、かき氷、蚊取り線香、浴衣、そして夏の夜を彩る花火!夏休みになると、全国各地で花火大会が行われますね。日本のもの、和のものというイメージが強いのですが、花火の起源は中国の爆竹だといわれています。

爆竹は中国では古くから魔除けとして用いられ、今でも春節(旧正月)をはじめ、お祝いごとなどで鳴らされています。大昔の爆竹は本物の竹を燃やしていただけのものでしたが、唐の時代に花火のもとになる火薬が発明されます。すると竹の入れ物に火薬を入れるようになり、宋代の頃には本格的な花火が作られ、宮廷でも楽しまれていたとか。中国で開発された火薬は、13世紀にアラビア商人によってイスラム諸国に伝わり、14世紀にはヨーロッパでも花火が行われるようになります。観賞用としての花火の始まりはイタリアのフィレンツェで行われたもので、近代花火の発祥の地ともいわれています。

日本での花火の始まりは諸説あるようですが、初めて花火見物をした日本人は徳川家康だったという説があります。その後、江戸庶民の間でも花火が大流行し、花火禁止令が繰り返し出されるほどの人気だったそう。あっという間に日本人の心をとらえてしまったのですね。

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