パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.15 ~世界の通貨を知ろう~

パーソナルファイナンスを学ぶ
☆1人ひとりに合ったお金の活用方法・管理方法を身につけよう☆

~世界の通貨を知ろう~

海外の情報は、毎日のニュースで取り上げられ、とても身近な話題になっています。最近では、訪日外国人にスポットをあてたTV番組も登場していますね。ところで、通貨についてはどうでしょうか。通貨は、経済力や信用力等その国を表す顔でもあります。世界の通貨を知ることで、新しい発見がありそうですね。

◆国の経済を反映するお金【通貨】
各国にはそれぞれの通貨があり、物やサービスの交換に使われています。今回は6つの代表的な外国の通貨をご紹介します。日本円、そして、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフランです。ちなみに、ユーロは、欧州12カ国で国境を超えた一つの通貨として使われています。今回はユーロ加盟国のなかでも中心的な役割のドイツを取り上げています。
通貨名や正式な国名が、普段耳にするものとイコールではないこともあらためて知ることができますね。中央銀行はおおむね各国にあり、通貨価値の安定や金融政策をおこなう金融の中核として機能を持ちます。GDPは、経済ニュース番組でも取り上げられる機会も増えてきました。これは「国内総生産」といい、1年に国内で産みだされた「物やサービスの付加価値を合計」したものです。経済力をはかる目安として利用されています。
GDPの大きさから見ても、アメリカは世界最大の経済大国であることがわかります。米ドルは、世界中で決済のために使われ、各国の為替レート安定のために外貨準備通貨として保有される役割※等を持っています。国の信用や安定が、通貨価値にも反映されているのですね。
※「通貨政策・制度に係わる諸論点について~世界の外貨準備の通貨則割合2013年末データ(ドル61% ユーロ25% 円4%)/財務省より」

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※通貨名・略称は、国際銀行財務局HPを参考
※GDP「世界の統計2016 総務省統計局」より
※アメリカは中央銀行が存在せず、連邦準備制度が中央銀行制度として存在している

◆外国の通貨を買うには
円を米ドルなどの外貨に両替するには、銀行(または金融機関)の他、空港や旅行会社、街中の両替所等でできます。両替する場合は、銀行や両替所に支払う手数料(為替手数料)がかかります。為替手数料は、両替する際、その往復にかかり利用する銀行や両替所、外貨の種類によっても違います。
また、どの通貨に興味を持つかも大切なポイントですね。通貨の顔でもあるデザイン、色、サイズ、素材も国により違います。また、国を支える資源や産業・貿易、またはライフスタイルや食文化などについて知ることでその国の通貨に親しみが沸いてきますね。
例えば、アメリカは、広大で豊富な天然資源があります。また、多くの労働者による高い生産性も特徴です。日本への輸出は航空機類、穀物類、科学光学機器、医薬品です。国の産業は、工業(全般)、農林業(小麦、トウモロコシ、大豆、木材他)、金融・保険・不動産業、サービス業があげられます。
一方、スイスはどうでしょうか。首都は、ベルン。日本への輸出は、医薬品、腕時計、化学品です。国の産業は、観光、機械・機器、金融、食品、製薬、農業となっており、観光や腕時計というイメージがありますね。(外務省HPより)

このように通貨だけを見ていてはわからない事柄がたくさんあります。このほかにもまだまだ色々な事柄がありますから、お子さまと一緒に話をしてみてはいかがでしょうか。ご家庭で国やその通貨について調べて、機会があれば実際に通貨を手に取ってみるのもグローバルな学びのきっかけになるかもしれません。

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