起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.12

さまざまな物の起源をご紹介します☆

~ペンケースの起源は?~

筆記用具を持ち運ぶものとして、特に学生さんなら誰もが使っているであろうペンケース。筆入れ、筆箱とも言いますね。この名称から、もともとは毛筆に使う「筆」を入れるものだったのでは?と思われているかもしれません。実は、鉛筆や消しゴムなどの文房具が輸入されはじめた明治時代に日本で作られました。毛筆文化からではなく、鉛筆文化とともに誕生したのですね!

当時の欧米では、学用品は学校の机の中に置いておくものだったので、筆記具を収納するようなものの必要性はなかったとか。日本では戦前までは木箱が使われ、昭和10年代にはアルミ缶と併用されていました。その後、セルロイド製、プラスチック製、アクリル製と、時代とともに流行りの材質も変化していきます。戦後は国産鉛筆の販売ターゲットが学校だったため、筆箱も学校や子ども向けに販売されるようになり、昭和30年代にはスナップ式の筆箱、ボタン留めやファスナー式のビニール製の筆入れ、キャラクター物が登場。何面ものフタが開く多面式の筆箱、ボタンを押すと引き出しが飛び出すおもちゃのような筆箱など、子どもの好奇心をくすぐる商品が続々とヒットしました。

今も昔も、子ども時代に使う筆箱・筆入れは、思い出の文房具のひとつになるのではないでしょうか。

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