美味しいコラム

8/26は「レインボーブリッジの日」

~東京湾の漁業の歴史~

江戸時代、東京湾は江戸湾と呼ばれており、魚介類の豊富さ・新鮮さ・味の良さから江戸前の食文化を育みました。武蔵、相模、下総、上総、安房の5つの国に囲まれたこの海域での漁具漁法は、手繰網や六人網、地引網など38種もあったと言われており、いかに盛んであったかがわかります。

しかし、高度経済成長を経て沿岸部の都市が発展し生活を支える広大な土地が必要となり、埋立地の造成が進められ一時は東京湾の漁業は右肩下がりとなりました。

平成23年に発売された「東京湾の魚類」(河野博 監修)によると、世界で確認されている魚類31,326種、そのうち東京湾で確認されたのは663魚種、日本沿岸で見ると全国で確認された魚種のうちの16.3%に相当するそうで、東京湾には再び多様な魚が生息していることがわかります。平成25年11月より東京湾の再生を目指すために「東京湾再生官民連携フォーラム」が組織され、東京湾に親しみ、楽しみながら東京湾の再生活動、環境エコ活動、生物多様性環境を大切にする活動などが行われています。

実際に自然に触れると、環境問題や歴史、食に興味を持つきっかけになることと思います。漁業の種類や魚の種類など調べてみても楽しそうですね。残り少ない夏休みも充実した時間となりますように。

x