栄光職業ファイル

栄光職業ファイル Vol.17「獣医師」

犬や猫、鳥類、魚類といった家庭用ペットから、牛や豚、鶏、羊、馬といった家畜まで、人間以外のありとあらゆる動物の病気やケガの診察・治療を行うのが獣医師の仕事です。診療・治療だけではなく、伝染病の予防や衛生検査、家畜の品種改良や野生動物の保護・管理、希少動物の人工繁殖など、動物に関する保健衛生の向上や畜産業の発達、公衆衛生の管理といった重要な役割も担っています。

獣医師というと一般的な動物病院で働くイメージが先行しがちですが、動物園や水族館といった展示施設、公衆衛生局や農業試験場、検疫所などの検査機関、さらには製薬・食品会社、ペットフードメーカーの研究所など、多彩な活躍の場があります。獣医師をめざすには、獣医学部(学科)などがある大学に入学し、6年間にわたって学習。そのうえで獣医師国家試験を受験し、合格すると獣医師免許を取得する必要があります。獣医系大学は、国公立・私立を合わせて全国に16校(2016年現在)と少なく、一部の医学部以上に難関です。

まずは生物、科学といった理系科目を中心に高い学力を身につけ、大学受験に合格すること。また、動物が好きなことはもちろんですが、言葉の話せない動物の状態や気持ちを読み取る洞察力、病状をわかりやすく伝える国語力も強化したいポイントのひとつです。

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