栄光職業ファイル

栄光職業ファイル Vol.18「公認会計士」

財務、経理、税務など、企業のお金に関する業務を担う会計のスペシャリストが、公認会計士です。大企業の多くは年に一度、売り上げや利益など財務状況を表す資料を開示する義務があり、これらを独立的な立場から公正にチェックし、その内容が正しいことを証明する「監査」を行うのが、公認会計士のメイン業務となります。この「監査証明」は公認会計士だけが認められた独占業務です。そのほか、豊富な専門知識を生かした「会計」「税務」業務、さらには経営戦略の立案やコストの削減、株式公開やM&Aなど、企業経営全般に関する重大な相談・アドバイスを行います。

公認会計士になるには、公認会計士・監査審査会が実施する国家試験に合格する必要があります。2次にわたる筆記試験の難易度は極めて高く、医師や弁護士と並ぶ三大国家試験といわれています。この難関国家試験を突破、さらには監査法人などで2年以上の実務を経験したのち修了考査に合格することで、ようやく公認会計士としてデビューすることができます。国家試験の受験資格に制限はないものの、4年制大学の商学部、経済学部、法学部に進み、会計や税法の基礎を学ぶのが王道です。

本気で公認会計士をめざすのであれば、数字を扱うための理数系科目の学習は必須。また企業の国際化や海外企業の参入といった要望に応えるための語学力習得を目標に、日々の学習に取り組みましょう。

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