起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.13

さまざまな物の起源をご紹介します☆

~アイスクリームの起源は?~

おやつやデザートの定番といえばアイスクリームですね。アイスクリームの起源は古代にさかのぼります。古代ギリシャや古代ローマの時代には、冬にできた氷や雪を天然の冷凍庫として使用していました。夏になると、その氷や雪にミルクやハチミツ、ワインなどをかけて食べたり、飲んだりするようになります。当時はデザート感覚ではなく、暑さで疲れた体を癒すという疲労回復の役割があったようです。

9世紀頃には地中海やイスラム文化圏で氷菓子が作られ、シャーベットの原型といわれるシャルバートができ、ヨーロッパに伝わります。イタリアのシチリア島ではフルーツやナッツを使ったソルベット(イタリア語でシャーベットの意)が作られ、今でもシチリア発祥のカッサータとして残っています。また、中国では古くからミルクを凍らせたアイスミルクが食べられており、その製法をマルコ・ポーロがイタリアに持ち帰ったという説もあります。

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イタリアで食べられていたシャーベットはフィレンツェの名家メディチ家を通じてフランスへ伝わり、さらにヨーロッパ各地に広がりました。そして1686年、シチリア出身の菓子職人がパリにカフェを開き、ホイップクリームを凍らせたグラス・ア・ラ・シャンティを作り出します。これが現在食べられているものに近いアイスクリームの誕生といえるかもしれません。

健康食品のような存在から、氷菓子、シャーベット、アイスミルクと徐々にスイーツとして進化し、アメリカに伝わってからは産業としても発展。「アイスクリーム」という名称もアメリカで生まれました。

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