栄光職業ファイル

栄光職業ファイル Vol.19「新聞記者」

新聞社に所属し、日々の出来事を取材したうえで記事にまとめるのが、新聞記者の仕事です。新聞社には紙面同様、政治、社会、経済、外信、地方、文化、教育、スポーツなどのセクションがあり、それぞれに専任の記者が取材、記事作成にあたっています。

各記者が作成した原稿は、デスクと呼ばれる部門責任者のチェックを受けたのち編成部へ。編成部員がよりわかりやすく伝えるための編集作業、見出し作成を行ったのち、言葉遣いや誤字を点検する校閲を経て、ひとつの記事が完成します。

全国紙の場合、新人記者は地方支局(支社)や内勤記者としてキャリアをスタート。その後、段階的に経験を積み、能力と適性、その働きぶりと本人の希望を考慮したうえで、政治、経済、社会部などの各セクションに配属されるのが一般的とされています。記者になるには、幅広い知識と教養が必要とされるため、採用試験では大卒以上の学歴が条件。出身学部によって有利になることはなく、近年では産業技術、IT分野など、専門分野を専攻した理系学生を採用する新聞社も増える傾向にあります。また、将来的に外国特派員をめざすのであれば、英語は必須。さらに、ドイツ語、フランス語、中国語などの他言語を習得していれば、採用試験でのアドバンテージとなります。

新聞記者になるには、何よりも、日ごろから広く社会に目を向け、知識や教養を養っておくことが大切です。その第一歩として、まずは新聞を読むこと、そのうえで自分なりに調べたり考えりして意見を持つことから始めてみましょう。

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