パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.21 ~電子マネー、どう使う?~

ショッピングや交通手段などありとあらゆる生活の場面に浸透した電子マネー。塾や通学にも利用しているというご家庭も多いでしょう。今後、子どもたちが大人になる頃にはさらに普及が進み、電子マネーが当たり前の時代になっているかもしれません。そこで、お子さまに電子マネーをどのタイミングでどう与えるかを考えてみましょう。

◆プリペイド式とポストペイ式
電子マネーは大きく分けると、プリペイド式とポストペイ式の2つになります。プリペイド式は、前払いタイプで使用する前にチャージをするものです。ポストペイ式は後払いタイプでクレジット機能がついています。どちらも買い物などほしいものを買う際の決済に使うものです。
また、電子マネーと横並びに存在するのが各ショップなどのポイントカード。スタンプ式や磁気など色々なタイプがありますね。これもある意味電子マネーに似た機能と魅力があります。

電子マネーを与えるタイミングは、PASMOやSuicaなどの交通系の電子マネーからというケースが多いでしょう。例えば、小児用PASMOの有効期限は12歳になる年度の3月31日までで翌月4月1日以降に手続きをすれば大人用PASMOとして利用できます。
例えば、通学・通塾時の場合、往復の交通費のために携帯させるというケースも考えられます。現金を持ち歩かずに済みますので安心ですね。また、急に必要な物を買わないといけない時も持っている電子マネーで対応ができます。そのほか家族での外出時に公共の交通を利用するという場合は、交通系の電子マネーを用意しているご家庭も多いでしょう。

◆電子マネーを上手に活用
それでは、どのように電子マネーを与えれば良いのでしょうか。子どもが使用できるのは、クレジット機能がないプリペイド式になります。使用できる電子マネーは限られますが、子どもが利用できる場所は、電子マネー対応の自動販売機や駅の売店、コンビニ、そのほかショッピングモールの各店舗などほんとうに幅広くなっています。現金とは違う決済の方法について経験することができます。
電子マネーは小銭の扱いがなく便利なものです。与える際には、現金や預金とどうちがうのか、その特徴や安全性について話ができるといいですね。

◆電子マネーの安全性について

  • 預金ではない(預金保険制度の対象外)
  • 利息はつかない
  • 発行会社の破たんリスクがある
  • 一部に有効期限がある

※預金保険制度:万一、銀行が破たんした場合、預金者の預金等を保護するための保険制度

管理の方法は、現金と変わらずお小遣い帳に記載するようにしましょう。記録を取るためにも使用したときにレシートをもらうように伝えておくと良いですね。レシートを見れば残額がわかり、使用した記録として小遣い帳に保管できます。また、保護者の方は、残高のチェックも定期的にしておくと安心です。

インターネットでの情報化が急激に進み、お金もその姿を変えながら私たちに安定した生活をもたらしてくれます。子ども達はこれらの変化にはとても柔軟に対応できます。この先10年15年後に今の子どもたちの手によって第二の電子マネーが誕生するかもしれませんね。

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