起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.19

さまざまな物の起源をご紹介します☆

~「おやつ」って何だろう?~

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「おやつ」の時間は、お子さまはもちろん、ひそかに楽しみにしている大人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。仕事の合間に3時休憩をとる職場もありますよね。このおやつ、実は江戸時代の習慣が始まり。

当時の食事は朝夕の1日2食だったため、和時計の時刻で「八つ時(やつどき)」に小昼という間食をとっていました。八つ時は現在の午後2時から3時頃にあたり、朝食と夕食の間の空腹感を抑えて体力を維持するために軽食をとっていたのです。八つ時に食べることから、この間食を「御八つ(おやつ)」と呼ぶようになり、やがて1日3食が一般的になると、「おやつ」は間食全般を意味する言葉になりました。

時刻制度が変わり、おやつは「お三時(おさんじ)」と呼ばれることもあるほど、日本では午後のおやつの時間は3時が定番ですね。これは1962年から放映された文明堂のテレビCMで歌われたフレーズ「3時のおやつは~」の影響もあって、日本中に浸透したそう。海外でも「おやつの時間」のようなものはあり、フランスでは4時を指す「Quatre-heures(キャトレール)」がそのまま「おやつ」を意味するように、おやつの時間は4時頃が目安だとか。世界のおやつ事情も興味深いですね。

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