美味しいコラム

11/7は「鍋の日」

~土鍋の産地と使い方~

今日は立冬。各地で紅葉が進み、北海道や東北で初雪が降る頃です。寒くなると温かい鍋料理が食べたくなりますね!今回はこれからの季節大活躍する“土鍋”についてご紹介します。
土鍋はその名の通り、土を原料に作られた素焼きの鍋です。熱がゆっくりと伝わり、一度温めると冷めにくく熱を長く保つ性質があります。

縄文時代の農耕民族は肉を煮たり穀物を炊いたりするのに土鍋を使用していたと言われていますが、現在に伝わる鍋料理が普及したのは江戸時代末期で約200年前。日本中に土鍋が普及したのは昭和30年代に耐熱性に優れた陶土が開発され、土鍋が大量生産されてからなので歴史的にはまだ浅いのです。日本で土鍋を生産しているのは、主に2か所、三重県の四日市市と伊賀市です。

◎三重県四日市市(萬古焼/ばんこやき)
四日市市は土鍋の産地として最も有名で、この土地で作られる萬古焼は土鍋の国内生産のの約8割を占めています。萬古焼土鍋の特徴は使用している陶土陶土の約4割がリチウム鉱石であるため、耐熱性に優れ、直火や空焚きでも使用することができます。

◎三重県伊賀市(伊賀焼/いがやき)
次に有名なのが同じ三重県にある伊賀市です。300~400万年前、伊賀のあたりは琵琶湖の一部だったため、伊賀焼は当時の湖底地層の土を陶土として使用しています。この土が耐熱性、保温性を持ち、高い遠赤外線効果を発揮します。

◎土鍋を長く上手に扱うには?
~使い方のポイント~
・鍋の外側に水分がついている状態で加熱するとヒビが入ってしまう可能性があるので、しっかり乾かしてから使用します
・熱い状態で急冷しない(※さし水は問題ありません)
・匂いを吸収するため保存には向いていません

上手な使い方をして、ほっこりあたたまる鍋料理を楽しんでくださいね♪

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