起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.21

さまざまな物の起源をご紹介します☆

~おでんの起源は?~

すっかり寒くなりました。冬になるとやはり温かいものが食べたくなりますね。コンビニで気軽に買えるホット商品の代表格といえば、おでん。最近では1年中販売している店舗もあります。だしや味付け、具材の違いなど、全国各地でその味はさまざまです。

現在のおでんは「田楽(でんがく)」から発展したといわれています。「おでん」という名前も、田楽に「お」を付けたのが由来。拍子木切りにした豆腐を竹串に刺して焼き、塩をふっただけのシンプルな豆腐田楽がルーツで、平安時代に登場しました。室町時代になると味噌を塗って焼くようになり、江戸時代には大阪で焼かない田楽が誕生します。昆布だしで温めたこんにゃくに味噌をつけたもので、これが現在のおでんの原型ともいえます。

この頃から具材も豆腐だけでなく、こんにゃくや里芋、ナスと増え、魚や肉も田楽にしていたようです。その後、江戸ではかつおだしにしょうゆや砂糖で味をつけた汁で煮込むようになり、いよいよ今のおでんに近づいてきました。江戸時代のおでんはまだ汁気が少なく、明治20年に創業した「呑喜」が、たっぷりの汁で煮込んだ新たなスタイルのおでんを売り出します。その名も「改良おでん」! 現代風おでんの誕生です。大正時代にはこのつゆたっぷりのしょうゆ煮込みおでんが関西にも伝わりますが、関西ではおでんといえば焼き田楽や味噌だれの田楽を指していたので、区別するために「関東煮(かんとだき)」と呼ばれました。さらにそれを関西人が好む味付けにして、関西風のおでんが出来上がったとか。

コンビニのおでんも地域によってだしを変えていることは有名ですよね。ちなみに、コンビニで初めておでんを売り出したのは昭和54年、セブン-イレブンだったんですよ。

x