起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.22

~お年玉の起源は?~

2016年ももうすぐ終わり。年末はクリスマス、年越し、正月とイベントが目白押しです。中でも正月は新年の始まりを祝う日本文化の一大行事!正月恒例の「お年玉」を楽しみにしているお子さまも多いと思います。

今のお年玉は、子どもたちにあげる特別なお小遣いといった感覚ですが、もともとはお金ではなく、お餅でした。昔の正月行事には、新年の神様である年神様を家に迎えておもてなしをし、そのお返しとして新しい魂を分けていただく、という意味合いがありました。
この新しい魂がお年玉であり、1年を無事に過ごせる「1年分の力」だと考えられていました。年神様の御魂は鏡餅に宿るといわれていて、その鏡餅の餅玉を「年魂(としだま)」と呼びました。この餅玉を、家長が家族全員に「御年魂(玉)」として分け与えたことが、現在のお年玉の起源なのです。
そしてその餅玉を食べる料理こそが、正月に欠かせない雑煮です。また、鏡餅はもちろん、門松やしめ縄などの正月飾りも、年神様をお迎えするためのもの。日本文化は奥深いですね。

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