コラム

3/15は「オリーブの日」

~新しい産地を作る試み~

昭和25年3月15日に昭和天皇が小豆島に「平和と繁栄」の願いを込めオリーブの種をお手蒔きになられたことを記念し「オリーブを守る会」が昭和47年に制定しました。

オリーブの歴史をたどるとギリシャ文明よりも遥か昔から栽培されていたことがわかっており、痩せた土地でも生育することから地中海沿岸で盛んに栽培され、今では樹齢3000~4000年の大樹もあるそうです。日本にオリーブ製品が持ち込まれたのは安土桃山時代、オリーブの樹がやってきたのは江戸時代末期と言われています。

世界中のオリーブは3000種を超え、日本を代表するオリーブの産地小豆島では「ミッション」「マンザニロ」「ネバディロブランコ」「ルッカ」の4種が栽培されています。

日本のオリーブ産地が小豆島なのは有名な話ですが、今、新しく石川県能登島で新しいオリーブの産地を作る試みが行われているのをご存じでしょうか?
能登島の耕作放棄地を解消することを最大の目的とし、島に新しい風を吹かせたいという強い想いを持ち取り組まれています。オリーブは苗木が成木になるまで3~5年はかかり、製品にするための実を一定収量するためには、何百本も栽培しなければなりません。現在は2カ所の畑でスペイン産「アルベキーナ」を中心に「チプレッシーノ」「エルグレゴ」「ネバディロブランコ」の4種で180本栽培されており、昨年は約26.5kgの実から960mlのオリーブオイルを搾油、柔らかくフルーティーな味わいで喉を通るときにはピリッと辛みも感じる味だったそうです。

オリーブはオイルの他にもペースト、ジャム、抗酸化作用のある葉はサプリメントやお茶、健康酒、葉の粉末を練りこんだお菓子なども開発されています。香川県や石川県に旅行に行かれる際は、ぜひオリーブ畑の見学に行かれてはいかがでしょうか?能登島オリーブのこれからが楽しみですね。

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