パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.43 ~積立て金融商品 預貯金編~

「貯まる」しくみづくりは、コツコツと積立てをすることがキホンです。毎月、一定の収入がある会社員にとっては理にかなった方法です。資産は一夜にしては成りません。地道な方法ですがこのコツコツが目的を達成するための早道ともいえますね。「簡単」「誰でも」「いつでも」始められるのが積立ての良い点です。

30歳代から40歳代が保有している金融商品のうち、預貯金の割合は30歳代が60.9%、40歳代が51.6%という割合(※1)となっています。30歳代から40歳代へと預貯金の割合は減っていますがその代わりに保険の割合が増えている傾向があります。
また、30歳代が68.7%、40歳代が70.6%において、貯蓄の目的は「こどもの教育資金」(※2)としています。

◆目的別に積立てをしましょう
積立てのメリットは、一度、積立てのしくみをつくってしまえば、あとは自動的にお金が貯まることです。そのためには何のために積立てをするのか「目的」を決めましょう。
子育て家庭であれば、「子どもの教育費」「マイホームの取得費(頭金など)」「家族旅行費」など、家族のための目的があげられますね。目的を考えたら、次に積立ての内容も決めておきます。


●積立てを始める前に決めておきたいこと
・目的 「子どもの教育費」「マイホームの頭金」「家族旅行費」など
・積立ての内容 積立てする期間、目標金額、金融商品など

例えば、「子どもの教育費」であれば次のように準備ができます。

・積立期間 10年 (長女が現在7歳、18歳誕生日を迎えるまで)
・目標金額 200万円 (大学進学用の学費の一部として)
・金融商品 積立定期預金


◆積立てができる預貯金
積立ての方法には、「口座から振替」、「窓口に払込み」、「集金」などいくつかあげられます。口座から振替する方法であれば、うっかり入金を忘れてしまうこともなくなりますね。また、給与口座がある金融機関の積立て商品であれば、わざわざお金の移動をする手間が省けます。
長続きのコツは、手間をかけないことです。積立は初めてという方であれば、まずは、「口座から振替」の方法を選ぶのもおすすめです。
毎月の積立てのほかに、ボーナス月に増額できる商品もありますので、目的に合った金融機関と商品を探してみましょう。

 
●積み立てができる預貯金の例

※積立定期預金・定期積金は「金融商品なんでも百科(平成27・28年用)」金融広報中央委員会を参考
※自動積立定額貯金・定期貯金は、ゆうちょ銀行のサイトを参考(平成29年4月現在)

 
気になる金利はというと、どこも大きな差がないのが現状です。少しでも高い金利を探すよりも、まずは、手間のかからない利便性の良い金融機関から始めてみましょう。長く続けられることで、目的を達成しやすくなります。
始めるタイミングはいつでもできますが、給与がアップした、または、借入金が完済したなど家計に余裕ができたときはチャンスです。その分を貯蓄にまわすことができますね。

※1「家計の金融行動に関する世論調査/二人以上世帯調査(平成25年)」金融広報中央委員会より
※2「家計の金融行動に関する世論調査/二人以上世帯調査(平成28年)」金融広報中央委員会より

 

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