起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.35

~コッペパンの起源~

かつては給食の定番だったコッペパン。ホットドッグや焼きそばパンなどの惣菜パンにも使われますよね。近年、コッペパンサンドが注目され、コッペパン専門店が続々とオープンするほどの人気です。

給食のパンという懐かしいイメージから新しい味へと進化しているコッペパンは、日本で生まれたパンです。丸十パンの創始者、田辺玄平氏が生み出したといわれています。田辺氏はアメリカで製パン技術を学び、乾燥酵母(ドライイースト)を研究・開発し、パン食の普及に努めた人物。大正2年に食パン製造工場を創設し、大正4年にドライイーストを完成させ、大正8年に陸軍の糧食としてコッペパンを開発。コッペパンの元祖といわれているのは、食パンの生地で作られた携帯に便利な小型のパンでした。

丸十の「十」にちなんで、毎月10日は「コッペパンの日」に制定されています。とはいえ、コッペパンが一般に広まったのは、戦後、給食に出されるようになってから。コッペパンを油で揚げて砂糖をまぶした揚げパンも人気でした。揚げパン誕生のきっかけは、昭和27年、東京・大田区の小学校に勤めていた調理師さんの優しいアイデアだそう。学校を欠席した生徒の家に給食のパンを届ける際に、硬くなったパンをおいしく食べてもらえるようにと考えて作ったとか。長らく学校給食を支えたコッペパンが、今また新たなブームを巻き起こしています♪

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