起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.38

~プチプチはいつ発明された?~

梱包材としてよく使われる、気泡が並んだシート。「プチプチ」と言えばわかりやすいでしょうか。つい気泡をつぶして遊んでしまいますよね。つぶす専用のプチプチや、プチプチつぶしの感覚が楽しめるグッズもあるくらいです。「プチプチ」は総称ではなく、梱包資材メーカーである川上産業の登録商標で、川上産業は8月8日を「プチプチの日」に制定しているほど。ほかにもさまざまな商標があるのですが、一般名称としては「気泡緩衝材」です。

エアーパッキンや気泡シートと呼ばれることもありますね。気泡緩衝材は、1957年にアメリカの技術者、アルフレッド・フィールディングとマーク・カヴァネスの2人が発明しました。実は、紙とビニールを重ね合わせた壁紙を開発しようとして、ビニールに気泡ができてしまったことで、偶然誕生したものだったのです。
壁紙としては失敗作だったものの、2人はこのシートを断熱材として使用することを考えます。しかしそれもうまくいかず、コンピュータの開発・製造会社IBMがコンピュータ出荷時に緩衝材として使用したことから、梱包材として利用されるようになったそうです。

発明者の2人は、1960年にシールドエアー社を設立し、「バブルラップ」の商標で気泡緩衝材を製造・販売。日本ではプチプチ、アメリカではバブルラップというのが通称のようになっています。近年ではクッション材の特性をいかして、ファイルケースやiPadケースなどのステーショナリーグッズも作られているんですよ。

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