パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.54 ~子どもの経済学~

銀行口座を開設しよう!

『金融経済』と聞くと、「何だか難しそうだな」と敬遠してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、生活をする上では無くてはならない仕組みです。金融の中でお金の循環を担っている銀行は、生活に密着した金融機関と言えるでしょう。
そこで、銀行の窓口に一緒に出向き、お子さまの銀行口座を開設してみてはいかがでしょうか。窓口で手際よく手続きされる様子はお子さまにとっては社会勉強にもなります。銀行ごとに通帳やキャッシュカードのデザインもさまざまなので、お子さまご自身が選ぶことができれば、お金の管理への責任感も生まれることでしょう。

今回は、銀行の口座開設について詳しくお伝えいたします。

◆銀行に口座を開設すると、どんなことができるの?
銀行への口座開設は、原則、一人につき一口座となっています。ご家庭でよく利用しているのが、普通預金と定期預金などが一緒になっている総合口座です。
総合口座は、貯める、ふやす、受け取る、支払う、借りるといった機能がセットになっています。銀行は、公共料金支払い・給与受け取りなど、暮らしに必要な取引を私たちに代わって毎月の支払いや振込み、受取りを自動で行ってくれます。このサービスも銀行の重要な役割です。

◆口座を開設するときの手続きと準備は?
口座を開設するには銀行の窓口で「口座開設申込書」に記入し、「本人確認書類」「印鑑」が必要となります。未成年者の口座を開設する際は、親が代わりに手続きを行いますが、15歳以上の場合は窓口に一緒に出向き、お子さまの自署で口座開設をしてみてはいかがでしょうか。(15歳以上の場合、本人が口座開設をすることができます)

未成年者の名義で口座を開設する際には、次の準備をしましょう。

【準備するもの】
・親の本人確認書類
・子どもの本人確認書類(健康保険証など)
・届出印(銀行印となるもの)
※親子関係を証明するための住民票などが必要な金融機関もありますので、開設したい銀行に詳細をご確認ください。

窓口での手続きのほかに、インターネットを経由して申し込むことで、後日、送付される必要書類を返送する手続きも可能です。また、電話での申込書請求(メールオーダー)による申込方法もあります。なお、インターネット、メールオーダーともに本人確認書類、捺印が必要となります。

◆届出印は何でも使えるの?
実は、ハンコ(届出印)にはルールがあります。届出ができない印鑑で代表的なものは下記のものです。

※詳しくは各銀行にご確認ください。

お子さまが心を込めて作ったゴム印なども、銀行の印鑑としては使用することができません。一生に渡り使用するものですので、この機会に親からプレゼントしても。

普段はATMで用が済むことが多いので、わざわざ窓口に行って銀行の業務に触れる機会はそれほどないかもしれませんね。インターネットやAIの発達により、人の手仕事に触れる機会は減っていくかもしれませんが、まだまだ人の手で行われていることは数多くあります。銀行の業務も同じです。口座の開設を機会に、お子さまと一緒に銀行へ行ってみてはいかがでしょうか。

※本文は、一般社団法人全国銀行協会ホームページを参考に、一般的な内容をわかりやく解説したものです。実際の取引等の際は、銀行に直接ご確認の上行ってくださいますようお願いいたします。

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