栄光ゼミナールがある街

栄光ゼミナールがある街「吉野町」

~1文字1文字に愛情こめて。「活版印刷」~

「横浜」といえば、みなとみらいや元町、中華街などが浮かびますが、横浜港を望む中心街から西側に位置する港区吉野町は、さながら横浜の下町とも呼ぶべき風情をたたえる地域。
市営地下鉄ブルーライン 吉野町駅を下車、「かながわの橋100選」にも選ばれた吉野橋が架かる大岡川のほとりにあるのが「築地活字」。創業から間もなく100周年の歴史を誇る、活版印刷のための活字を作る会社です。

(活字を作る機械、活字鋳造機(かつじちゅうぞうき)は現在では持っているところも少なくなった貴重なもの。メンテナンスが怠れないそう)

(活字の材料になる、インゴットと呼ばれる鉛とアンチモンと錫の合金。まるで金の延べ棒のよう)

(活字は350~400度の熱でインゴットを溶かし、鋳造機にセットした母型に流し込んで作られます)

活版印刷とは、活字(金属製の字型)を組み並べて行う印刷のこと。活字は、インゴットと呼ばれる地金を溶かし、母型(ぼけい。凹型の文字の原型)に流し込んで作られます。

(鋳造機から出てきた、できあがった活字。使い古した活字は溶かして再び鋳込み(いこみ)直せば、新しい活字に生まれ変わります)

(活字の母型(ぼけい)。これがなくては活字が作れませんが、母型製造の技術は既に絶えていて、新しい母型は作れないのだそう…。だからこそ、築地活字が所蔵する26万個もの母型は貴重なのです)

(活字を収容している、通称「活字箪笥」。ここから必要な活字を1文字ひと文字選び出すことを「文選」と言います。たくさんの活字の中から早く、正確に活字を拾い出すには熟練が必要)

できあがった活字は、書体や大きさごとに活字箪笥(かつじだんす)に整理しておき、そこから必要な活字を1つひとつ選び出して組んだ版(組版=くみはん。活字を型枠に組んでいくこと)を印刷機に仕込み、紙に刷ります。

(右に写っている丸いものは、1円玉。左下にある活字、見えますか? この活字は4ポイント(ポイントは活字の大きさを表す単位。略記でptと書くことも))

(組版を手動の活版印刷機にセット)

カラフルで仕上がりもきれいなパソコン+プリンターの印刷と比べると手間も時間もかかりますが、1枚として同じ仕上がりのない印刷ができるところが活版印刷の面白さ。インクのかすれや、わずかな文字のずれ、ちょっとした偶然にも人間味が出ると言います。

(1919年(大正8年)の創業からまもなく100周年を迎える株式会社 築地活字。「活版印刷がクリエイター同士のコミュニケーションの媒介になれば」と語る平工社長は築地活字の5代目)

■株式会社 築地活字
webサイト
https://goo.gl/N92VVX

Facebook
https://goo.gl/5hkGYi

※「活版活字 鋳造見学体験会」ほか、催しの情報は上記webサイトにてご確認ください。

自身の表現に活版印刷を使う若いデザイナーやクリエイター、ひと味違う活字名刺を求める人も増えているそう。築地活字では、活版印刷に興味を持つ人を対象に「活版活字 鋳造見学体験会」も開催しています(不定期)。活版印刷でハロウィンやクリスマスのカード作りに挑戦してみるのも楽しそうですね!

港町横浜を象徴する色「青」を路線の愛称にいただく市営地下鉄ブルーラインが走る街、吉野町の栄光ゼミナールは2013年開校、吉野町駅東1番出口より徒歩約1分です。

▽吉野町校
https://goo.gl/TRBqNw

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