パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.57 ~マイホームに関わる補償~

~マイホームに関わる補償~ 住宅&家財を守る編

マイホームや賃貸など住まいに関わる保険は、火災保険と地震保険があります。火災保険は、火災や風水害などによって建物や家財に損害が発生した場合に、その損害を補償する保険です。
火災保険は、建物を住居のみに使用している「住宅物件」のほか、住居部分と店舗や事務所などの部分がある併用住宅や事務所、病院、旅館などに使用している「一般物件」などに分けてそれぞれに対応する保険があります。
今回は、住宅用の火災保険についてご紹介いたします。

◆火災保険の頼れる補償内容
火災保険は大きく分けると「住宅総合保険」と「住宅火災保険」になります。住宅総合保険は住宅火災保険よりも補償の幅が広く、住宅を取り巻くさまざまなリスクを総合的に補償する保険です。

◆火災保険の補償内容

※騒じょうとは、群集など集団の行動によって、複数以上の世帯規模にわたる被害が生じる状態ことです。
※注 一部負担金がある場合があります。
※出所 一般社団法人 日本損害保険協会

 

◆火災以外の補償対象は?
火災保険は、「火災」以外に「自然災害」や「日常のハプニング」による損害も補償します。なお、地震・噴火またはこれらによる津波の損害(火災・損壊・埋没・流失)は火災保険では補償されません。(地震火災費用保険金というかたちで一定の補償が行われる場合があります。)

「日常のハプニング」は次のようなものがありますので知っておくと困ったというときに役立ちます。

【日常のハプニングの事例】
・泥棒によって家財が盗まれた、または、窓ガラスが割られてしまった
・建物から一時的に持ち出した家財を壊してしまった
(持ち出し家財とは、旅行や買い物、レジャーなどへ出かける際に一時的に持ち出した家財のこと)
・自動車が建物に飛び込んできて建物が壊された

◆具体的に何が補償されるの?
一般的に火災保険の対象にすることが可能なものとならないものがあります。わが家の場合はどこまでを補償してもらうか確認しておくと、ムダもなくなりますし、補償から漏れてしまうこともなくなります。

(注) 対象外とされていますが、これらのうち通貨や預貯金証書については、建物に収容されている場合の盗難リスクのみ補償対象としている商品もあります。
※一般社団法人 日本損害保険協会 より

火災保険はわたしたちの日常における多くのリスクに対して備えることができる保険です。近年は台風災害、風災、ひょう災、雪災などのほかに、水道管等の老朽化や冬季の凍結などが原因で水漏れする損害の増加も見受けられます。

火災保険は種類によって補償される範囲が異なりますので、補償する範囲が広い商品ほど保険料は高くなります。これから検討する場合は保険会社によく確認をして検討しましょう。すでに加入したという場合は、補償の内容を今一度確認してみると安心ですね。

※本文は、概要についてわかりやすく解説したものです。細かな補償の範囲や要件については触れていません。

x