起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.43

~イルミネーションはいつ始まった?~

冬が近づくと、夜の街並みをキラキラと彩るイルミネーションが灯ります。街路樹や観光スポット、テーマパークなど、11月に入ると点灯を始めるところが多いようです。毎年、楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

冬の風物詩ともいえるイルミネーションの起源は、16世紀のドイツ。宗教改革の先導者となったマルティン・ルターが、森の木々の間から見た夜空にきらめく星の美しさに感動し、木の枝にロウソクをたくさん飾って満天の星空を再現しようとしたことが始まりとされています。また、それ以前にドイツでは、家の常緑樹にたくさんのロウソクを飾る風習があったともいわれています。17世紀になると、ドイツ各地でクリスマスツリーが定着し、ツリーにもロウソクが飾られるようになります。

その後、1878年に白熱電球が発明され、世界で初めて電球でのイルミネーションを行ったのは、発明家のエジソンでした。彼は自分が開発した商品を世間に広めるために、クリスマスシーズンに研究所の周囲を白熱電球で飾り付けたのです。世界初のクリスマスイルミネーションはマーケティングの仕掛けだったのですね。

日本で初めてイルミネーションが登場したのは、1903年に大阪で開催された第5回内国勧業博覧会。初めての夜間開場にともない、5色の照明でライトアップした大噴水など、会場は多くのイルミネーションで照らされ、イルミネーション目当てで夜間に来場する人も多かったそうです。今では定番となった、街の通りや公園などのイルミネーションが日本で始まったのは1981年。北海道・札幌の大通り公園が発祥です。現在も行われている「さっぽろホワイトイルミネーション」が日本初のイルミネーションイベントなんですよ。

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