起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.46

~スノーボードのはじまり~

2017年も終わりが近づいてきました。年末年始にウィンタースポーツを楽しむ行楽にお出かけの方もいるでしょうか。雪上で行うスノーアクティビティは冬ならでは。スキーと並んで定番となったスノーボードは、サーフィンがルーツになっています。

スノーボードの原型といえるものを作り出したのは、のちにシムススケートボードを設立するトム・シムス氏。1963年、中学2年生だったシムス氏は、木工の授業でスケートボードを加工し、オリジナルの「スキーボード」を創作。雪上でのサーフィンをイメージして作られたもので、これがスノーボードの起源といわれています。その2年後の1965年、シャーマン・ポッペン氏が娘のクリスマスプレゼントとして、子ども用のスキー2本をボルトで留めたおもちゃを作ります。ポッペン氏はそのアイデアをブランズウィック社に提供し、snow(スノー)とsurfer(サーファー)を掛け合わせた「Snurfer(スナーファー)」として商品化。世界初のスノーボード板は子ども用の遊具だったのです。

板の先端に舵をとるためのヒモが付いていて、立って乗るソリといった感覚で「スノーサーフィン」という遊びが広まります。スナーファーをもとに板の開発が進み、サーフボードのようにフィンが付いたものもあったそうです。そして1985年、北米スノーボード協会の発足をきっかけに、新しいスポーツのジャンルとして「スノーボード」という名称に統一。

日本では1990年代中頃からブームとなり、冬季オリンピックでも1998年の長野オリンピックから正式種目として採用されています。前回のソチオリンピックでは日本選手がメダルを獲得するなど盛り上がりを見せました。2018年2月に開催される平昌オリンピックも楽しみですね。

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