~王子「紙の博物館」~
東京都北区のほぼ中央に位置し、JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線が交わる王子駅周辺は、どこか懐かしい景色が残る下町エリアです。駅前から徒歩数分の小高い丘の上にある飛鳥山公園は、都内有数の桜の名所。その園内に、王子の文化や歴史にまつわる3つの博物館があります。
実業家・渋沢栄一を紹介する『渋沢史料館』、縄文時代以降の歴史と自然に関する展示を収めた『北区飛鳥山博物館』、そしてここにご紹介する『紙の博物館』です。王子は、かつて「東洋一の工業地」とうたわれ、近代製紙業発祥の地としても知られた、紙に縁の深い街。同館は、人類の進歩に大きな役割を果たしてきた紙について国内外から広く資料を集めた、世界でも珍しい紙専門の博物館です。
■公益財団法人 紙の博物館
紙について古今東西より広く資料を収集、保存・展示し、
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30ま
休館日(詳しくはwebサイトにてご確認ください)
月曜日(国民の祝日・振替休日と重なる場合は開館)
振替休館日(国民の祝日・振替休日直後の平日)
年末年始(2017年12月25日?2018年1月4日
入館料:大人300円(240円)/小中高生100円(
()内は20名以上の団体料金
webサイト
http://www.papermuseum.jp/
(エントランスホールの右手にある、昭和40年頃まで実際
(第1展示室(2F)。現在の製紙産業における原料・製造
「紙とは何か」に始まり、紙の種類や作り方、誕生から今日に至る紙の歴史、和紙・洋紙の特徴や違い、注目のリサイクル技術など、紙についてのあらゆることが4つのフロアに収められています。
(木や布などのほか、現在は多くの原料から紙を作ることが
(和紙の原料である楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮
新聞・雑誌、教科書や参考書はもちろん、紙コップやトイレットペーパー、赤ちゃんの紙おむつに至るまで、私たちの暮らしに欠かすことのできない紙。もし紙がなかったら、史実を残すことも、誰かに情報を伝えることもできず、人類の歴史は大きく変わっていたはず…!紙についてはまだまだ知らないこと、驚くことがいっぱいです。次の休日は、紙の秘密を探りに王子に出かけてみませんか?
(明治以降の教科書は、それまでの和紙から洋紙に変わって
(私たちの暮らしに欠かすことのできない紙。実は「着られ
(紙の博物館では、毎週土・日曜の13:00~14:00
「洋紙発祥の地」の栄光ゼミナール王子校は1996年開校。いずれの駅からも徒歩約1分です。
王子校
北区王子1-9-3 石神ビル5F
03-5390-8405
受付時間 日曜日を除く14:00~21:00