栄光ゼミナールがある街

栄光ゼミナールがある街「熊谷」

~熊谷の片倉シルク記念館~

埼玉県熊谷と言えば、毎年夏になると天気予報で耳にしない日がないほどの「猛暑の本場」。暑さ自慢が全国的に有名です。2007年8月に記録された最高気温は、なんと40.9℃(2007年当時。惜しくも2013年に高知県での記録41.0℃に抜かされてしまいました)! 厳しい暑さ(による知名度)を逆手に取って地域振興と街づくりに活かしているようです。

そんな熱い(暑い?)街・熊谷が、かつて「養蚕(ようさん)の街」として栄えたことをご存知でしょうか。主要駅・JR熊谷駅から15分ほど歩くと、街並みの中に見えてくるのが「片倉シルク記念館」。明治に始まった近代製糸業の成り立ちと歴史、技術を今に伝える施設です。

養蚕農家から仕入れて乾燥させ、1か月以上倉庫に貯蔵した繭を、状態によって選り分けます(選繭=せんけん)。
ベルトコンベアで繭を送り、下から蛍光灯で照らして透かされた繭を観察し、形状や内部の様子を判断して選別しま

たくさんの糸が絡み合ってできている繭。その糸同士を接着しているのがセリシンという物質です。繭をお湯で煮てセリシンの接着力を弱め、繭をほぐしやすくします(煮繭=しゃけん)。

そして、ほぐしやすくなった繭を、みご箒(稲の穂先で作ったほうき)で撫でて糸口を探し出します(索緒=さくちょ)

いくつかの繭の糸を何本かよりながらまとめ、目的の太さ・長さの1本にしていきます(操糸=そうし)。
昭和初期まで手作業で行われていましたが、1951年(昭和26年)、世界に先駆けて熊谷工場に導入されたK8型自動繰糸機が、製糸の工業化(自動化)を実現したそう

 

振袖や打掛、ウェディングドレスなど、晴れの日の装いに欠かせない衣料素材・シルク=絹。シルクは、その艶やかな光沢、なめらかな着心地が世界中の人々を魅了してきました。原料は、蚕(かいこ)の繭(まゆ)。繭をお湯で熱して糸を引き出し、その何本かを1本により合わせたものが、シルクの材料「生糸(きいと)」です。同館では、繭が生糸になるまでの過程を学ぶとともに、生糸づくりに使われた本物の機械や、明治・大正から昭和初期にかけて生糸づくりに取り組んだ工員たちの当時の生活を知る資料が展示されています。121年にわたるめざましい技術革新と、日本の近代化にかけた先人たちの活躍、今日の「働き方改革」に通じる先見性には目を見張るばかりです。歴史をたどると、古(いにしえ)の交易路・シルクロードとも関係が深い熊谷。

繰糸で巻き取った生糸は引っ張った状態で巻かれているため、そのままだと、弾力性に乏しく切れやすい状態です。生糸を本来の状態に戻し、強さや光沢、柔軟性、風合いなどを整えます(揚返し=あげかえし)

できあがった生糸の多くは工場から出荷され、シルク製品に加工されます。シルク製品には、主に「織物」と「編物」があり、加工方法によって風合いや光沢が違ってくるそうです

片倉シルク記念館 館内の様子。隣接する「蜂の巣倉庫」には、当時の倉庫の特性や構造についての開設パネルの他、蔵出し作業の模型、養蚕具を収蔵

 

この街の栄光ゼミナール熊谷校の開校はなんと1980年!駅北口を出てすぐです!

▽熊谷校
https://goo.gl/fhCnst

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