起源を知りたい!

起源を知りたい! Vol.51

~バウムクーヘンはいつできた?~

結婚式の引き菓子の定番でもあるバウムクーヘンは、慶事の贈り物としても好まれる縁起のいいお菓子です。ドイツの伝統菓子で、ドイツでは「お菓子の王様」と称されるほど特別なお菓子だそうです。

ドイツ語で「木のケーキ」という意味があり、断面が木の年輪のようになっていることと、古来の製法がその名の由来とされています。バウムクーヘンの起源は古く、紀元前のギリシャで、木の棒に生地を巻きつけて直火で焼いた「オベリアス」というパンが原型とされています。15世紀頃には、パン生地に卵や砂糖などを加えた焼き菓子になり、ニュルンベルクやフランクフルトでは貴族の結婚式用ケーキとして有名だったとか。

その後も少しずつ生地や製法が変わり、18世紀頃から現在のようなレシピになったようです。ドイツには「バウムクーヘン発祥の地」とする町がいくつかあるのですが、北部のザルツヴェーデルという小さな町で、1807年に最初のバウムクーヘンが焼かれたという記録が残っています。また、リトアニアとポーランドの伝統的なケーキ「シャコティス」(ポーランド語では「センカチュ」)が起源という説もあります。シャコティスは、ポーランド・リトアニア連合の時代から作られており、ポーランド女王ヤドヴィガの結婚披露宴でもふるまわれたといわれています。

バウムクーヘンの表面をトゲトゲにしたような焼き菓子で、リトアニアの国民的お菓子といえる存在。リトアニアとポーランドでは、結婚式や誕生日、クリスマスなど、特別なイベントにも欠かせないケーキだそうですよ♪

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