パーソナルファイナンスを学ぶ

vol.79 フィンテックのある暮らし/ロボ・アドバイザー

スーパー家政婦さんに家事の助っ人にきてもらうサービスが話題になっていますが、毎日のお掃除は「お掃除ロボ」に手伝ってもらうことができます。子育て世代は何かと忙しいもので、共働きであればなおのことですね。では、肝心のお金のことは誰に頼ればいいのでしょう。実は、ロボ・アドバイザーにアドバイスしてもらったり、運用もお任せしてしまうことが可能な時代になったのです。

◆ロボ・アドバイザーの種類は2つ
お金の運用を考える際に、資産運用のアドバイスや投資商品選びまで人に代わって自動で行ってくれるのが「ロボ・アドバイザー」です。日本でロボ・アドバイザーのサービスが始まったのは2016年頃でつい最近のことです。それでも、様々なサービスが生まれ、提供する会社(アプリ)はそれぞれの特長を打ち出しています。

ロボ・アドバイザーの種類は「アドバイス型」と「投資一任型」の2つに分けられます。大きな違いは、アドバイス型」では投資に対するアドバイスまでが中心です。一方の「投資一任型」は、投資一任の契約にもとづく運用をお任せするものです。
したがって、「アドバイス型」は投資をするうえでのポートフォリオ(資産形成)をアドバイスもので、そのアドバイスは無料となっています。しかし、運用のすべてをお任せできる「投資一任型」は、有料のサービスになります。
費用を負担しても時間と労力をかけたくないという方は、まずはお任せタイプで初めてみるなど、どちらを選ぶのかは人それぞれになります。

◆国の制度を上手に利用することも
投資が初めてという方は、ポートフォリオの形成がハードルとなりがちです。アドバイス型でも、このポートフォリオのアドバイスまでは提案してもらえます。まずは自分に向いたポートフォリオはどのような資産配分なのかを知ることが第一歩になるのかもしれません。
ポートフォリオのアドバイスの提案を受けるには、いくつかの質問に答える必要があります。「年齢」「収入」「現在の金融資産」「毎月の積立額」「資産運用の目的」などの質問に答えることで、投資に対する「リスクの許容度」が診断されます。これをもとにポートフォリオ形成へのアドバイスがされます。リスク許容度が低いと診断されれば、ポートフォリオ全体のリスクは低くなります。
また、「アドバイス型」は、「NISA(ニーサ)制度」や、iDeCo(イデコ)といった資産形成をするための国の制度に対応しているものもあります。

投資をするには経済や市場の動向などの情報集めなどが必要でそのための時間もかかります。ロボ・アドバイザーを上手に活用すれば時間を効率に使うことができます。まずは、「いくらまで投資したいか」、「手数料や商品のラインナップはどうか」などをまとめていくつかのアプリを比べてみましょう。そのなかで使い勝手が良さそうで、ながく続けられるような「自分のためのロボ・アドバイザー」を探してみてはいかがでしょうか。

※アドバイスについては無料であっても、実際の運用の際には金融商品の取引に応じた手数料がかかります。
※本文は、その実現性などを保証するものではなく、ご自身の判断と責任において利用しください。

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